花の色は...
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by 6th-kingdom
| 2005-05-14 07:58
| 春 -home-
苅尾山の9合目付近に生えるキイトスゲ.こんな風に生息地を安心して公開できる植物も少ない.キイトスゲは珍しいスゲだけれど,とにかく地味なので,取って行かれることもない(と思う).そもそも,キイトスゲを同定できる人が少ないので,珍しいのかどうかも不明なのだ. まだまだ知らないことがたくさんある. #
by 6th-kingdom
| 2005-05-14 06:46
| 春 -home-
まだ花がしっかり付いていた.カンスゲよりも少し遅いのか?スゲのフェノロジーなんて,あまり研究されてないんじゃないかなぁ.虫媒花の方が見栄えがするからなぁ...こうして見るとけっこうキレイなんだけど. こちらの個体は既におしべが見られなくなっている.こうなるともう華やかさはない.やはり地味な生き方だなぁ... #
by 6th-kingdom
| 2005-05-14 06:26
| 春 -home-
苅尾の山頂付近を歩いていて,いくつかのつるが切られていることに気付いた.明らかに人の仕業なのだけど,なぜこんなことをするのだろう?遊び半分にしてはたくさんあるし,つるの採取をした形跡も無い. いろいろ考えたけど,ブナを守るつもりでつるを切ったのではないか,という憶測にたどり着いた.もしそうだとしたら,それはとんでもない勘違いだ.材木の生産を目的としたスギやヒノキの植林ならともかく,ブナ林はブナだけが生えていればよいわけではない.確かにブナはブナ林の優占種だけど,それをとりまく様々な動植物がいて,はじめてブナが生育できるのだ.つるが絡み付いたくらいで枯れるほどブナは弱くない.絡み付いたつると共に生きるはずだ.逆に,つるが絡み付いたくらいで枯れる個体は枯れた方が良い.1本のブナが枯れると,そこには大きな空間(ギャップ)ができる.そうしてできたギャップから,また次の世代の植物たちが伸びていくのだ. 環境を保全しようとする時,特別な生物を守るというのは分かりやすい構図だ.だけど,そこだけを見たのでは,本質的に自然を守ることはできない.目の前だけの事象を見て,短絡的な行動に出ないようにしなければならない.自戒. #
by 6th-kingdom
| 2005-05-14 06:18
| 保全 -home-
この春はブナの花を見なかった.その時期に苅尾に登らなかったからだ.ブナの葉の特徴を説明する時,最初に言うのはいつも「本当にきれいな葉」ということ.他がきれいじゃないということではないのだけど,並んだ葉脈や波状鋸歯はきれいだと思う.葉っぱらしい葉.今は展葉したてでまだ赤味がかっていて,毛も生えている.これからいよいよ瑞々しい新緑の季節を迎える. #
by 6th-kingdom
| 2005-05-14 06:09
| 夏 -home-
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